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2015年1月22日 (木)

山田盛太郎文庫の整備にやっと取りかかる

 今週の月曜から山田盛太郎文庫を整備して公開できるような形態を作ろうと作業を始めた。

 一番の難関は、付属資料をどの様に設えるかという問題であった。 文庫本体の書籍は大きさもあるし、ある程度は安心して手に取ることも出来るため、概ね図書館の分類規定に沿って並べられるはずであるが、付属資料に関しては、素材の劣化や傷みの激しいもの、慎重な取り扱いを必用とするもの等々の多くの特殊事情も考慮しなければならず、とりわけ、個人情報を含むものが幾つもあるため、繊細な運用が出来るような工夫が必要となる。

 基本的に、閲覧者は研究者のみを対象に絞った構成にしようと思う。

 時間はどんどん過ぎてゆくし、下記の事情もあり、作業を躊躇する訳にも行かないので、数の多い雑誌・紀要等の抜粋資料から、片っ端から公開できる形式を作るために、一点一点調査票と確認をしつつ袋に収納し始めた(朝から晩まで部屋の中に立て籠もって)。
 月曜から始めて、今日でようよう半分位を処理した。 これらは処理後、袋に整理票を貼り付けて管理と閲覧が共にやり易いように仕上げてゆこうとしている(しかし、これは実に大変な作業であるが、立ち止まるわけには行かない)。

 これらの抜粋資料類は、五十音順に編成され、並べられることになるだろう(当然その目録は後に整備される)。 ジャンル別の編成は研究者には却って必要がないと思われる。

 久し振りに抜粋資料を一点一点取り出すと、大変懐かしい。 あの資料も、この資料も、まるで旧知の方々に再びお会いできたようだ。 読み始めると、手が止まるので固く禁欲しているが、時に再び目を通している。
 本当にこのような資料が良く残されていたものである。 戦後のものであっても、時に珍しい資料もあるが、戦前の『分析』執筆時に参照されておられたものを見ると、本当に善くぞ残されていたものだと、先生に改めて感謝を捧げた。

 実は、大学の図書館は、この二月から新館へと移転作業を始める。 四月にならないと山田文庫は研究者と雖も、一般的には見ることが難しい筈だ(だから、いま、私が老体を押して捻り鉢巻きをして唸っている)。

 
 文庫全体の完全な整備には、まだ相当な時間が必用になると思われるが、付属資料に関しては、何とかして一刻でも早く整えておきたい。 他方、懸案の映像資料はどのようにして整備しようかしら・・・、と考え始めると中々眠れなくなる(しかし、まことに有難いことには、連日の重なる疲労困憊は私を優しく夢へと誘ってくれる)。 今の所、なんとかバテずに続いております!

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